2017年05月25日

自民党「受動喫煙NGのガン患者は働くな! !」

 平成二十九年五月二十二月付、のauのニュースサイト


EZニュースフラッシュ増刊号の「朝刊ピックアップ」で記事 


 「自民党「受動喫煙NGのガン患者は働くな! !」」


 を企画、取材、執筆しました。



21日付の日本経済新聞朝刊に「『がん患者は働くな』、禁煙議論、自民部会でやじ?、患者団体反発、議員は否定」という記事がある。

 それによると、「受動喫煙の防止策を非公開で議論した15日の自民党厚生労働部会で、たばこの煙に苦しむがん患者の立場を訴える議員の発言に「(がん患者は)働かなくていい」という趣旨のやじがあったとして、患者団体が反発している。

 やじを受けたのは三原じゅん子参院議員である。「部会では、飲食店について原則禁煙とする厚生労働省案と、表示すれば喫煙を認める自民党案が示され議論が紛糾。複数の出席者によると、子宮頸がんの経験者で厚労省案を支持する三原氏が「働きながら治療するがん患者は店を選べない。命がけで喫煙の仕事場で働く苦しさを考えてほしい」と訴えた際、男性議員がやじを発した」という。

 「やじを受けた三原じゅん子参院議員は取材に対し、部会が非公開だったことを理由に詳細は明かさなかったが「本当に残念。がん患者の働く場を奪うようなことを言ってはいけない」と述べた。

 なお、同氏のブログには、こう書いてある。

 「私は皆様のいのちを守る、健康を守る為に受動喫煙防止対策法案は厳しくすべきと思っています。

 なぜなら弱い立場にある方々はずっと耐えてきたからです。(中略)がん患者の方々は就労を続ける事や新たに働く場を見つけるのも困難な場合もあります。好きな所で働くという選択が許されないほど現実は厳しいのです。そうして、やっと見つけた職場が喫煙可で煙モクモクの中ではたまったものではありません。

 そういう方々のお気持ちに寄り添うことも必要では?と発言させて頂きました。

 が、残念ながら余りにも心無い野次に私は心底怒りで震えました。

 当然、厳しく反論いたしましたが、同じ党内でこんな言葉を吐く議員がいるとは、情けない」

 なお、冒頭記事によると、暴言を吐いた議員は、「そんな差別的なことは言ってない」と言い訳しているというが、「ネットでやじの件が伝わり、全国がん患者団体連合会は「がん患者の尊厳を否定しかねない」との抗議文を公表。天野慎介理事長は「患者にとって就労で得られる収入は命に直結する問題だ。政府は一刻も早く受動喫煙対策を進めてほしい」と話している」とある。

 日本経済新聞は、例によって自民党に遠慮して、議員の実名を書いていないが、そうやって自民党の顔色をうかがい、読者の方を向いていないから、部数が伸びないのである。即時実名を公表すべきだ。

 なお、「ガン患者は働くな」という発言は、失言でもなんでもなく、単に「本音」を言っただけである。しかも、そういう「本音」を持つのは、この議員に限った話ではない。そもそも、受動喫煙で年間15千人が殺される中、自民党が党としてやっきになって受動喫煙禁止法に反対していること自体、「ガン患者のことなど知ったことではない! 受動喫煙で苦しいなどという弱々しい奴は勝手に死ね!!」と、心の中では思っている証左なのである。

 なお、滑稽なことに、自民党都連は、都議選の公約に、受動喫煙防止を掲げたという。(514日付朝日新聞朝刊)

 国会のしゅう醜状を棚にあげることで、事実上、受動喫煙“蔓延”を推進しておきながら、なんという言い分であろう。

 無論、コバンザメのように自民党にくっ付いている創価学会=公明党も、信者向けの字義通りの「子ども騙し」のパフォーマンスとしての、受動喫煙の防止法のようなもの出すことで、実質的に、受動喫煙“蔓延”に邁進している。

 要するに、自公は、有権者をなめている。

 もともと自民党というのは、2000年時点で、すでに消費期限が切れて腐っていた政党で、とうになくなっていたはずの政党である。その後、ゾンビのように何度か息を吹き返して今に至っているわけだが、中身はますます劣化し、もはや自公の腐臭は隠しきれないレベルに達している。(佐々木奎一)



posted by ssk at 10:42| Comment(0) | 記事

2017年05月22日

西班牙


 サッカー・スペイン1部リーグで、レアル・マドリードが優勝し、深夜2時半からパレードをした、という。
 なんとなくその映像を観てみたところ、選手たちが踊りながら歌っているシーンがあった。
 何という曲なんだろう、と気になった。主将のセルヒオ・ラモスという選手がマイクをもって歌っていた曲だったので、それで検索してみたが、曲名が書いているサイトは絶無だった。
 ただ、その選手たちの歌っている雰囲気が、いかにも西班牙(すペいん)ではその曲を知らない人はいない、という感じだったので、ためしに西班牙のヒットチャートを調べたところ、ちょうど4か月連続1位になっている曲があった。
 アイチューンでその曲を聴いてみたところ、ビンゴだった。
 こうして滑稽なくらいすぐに曲を知ることができた。ちなみに、それはLuis FonsiのDespacitoという曲。日本の土壌では生まれようのない感じのリズムで、強烈に異国に触れた心地がした。
posted by ssk at 22:53| Comment(0) | 随筆

2017年05月21日

ねこ動画の効能

 平成二十九年五月十九月付、のauのニュースサイト


EZニュースフラッシュ増刊号の「朝刊ピックアップ」で記事 


 「ねこ動画の効能」


 を企画、取材、執筆しました。




 「米大学研究で判明!仕事中の「ネコ動画」がストレスと集中力を改善」という記事が16日付のニュースサイトMenjoy!にある。

 それによると、こうある。

 「通勤通学の移動時間や休憩時間などに、Youtubeなどの動画サイトをチェックするというひとも少なくないでしょう。そして、イライラしたときには動物のカワイイ動画を見て癒されているというひともいるのでは。実は、アメリカ・インディアナ大学の研究によると、ひとは“ネコの動画”を見るとポジティブになるというのです」

 なお、見出しや記事を読む限り、この研究は昨日今日公表されたかのようである。が、後述のように、実はこの研究というのは、2年前に報じられている。さらにこの記事は、出所不明の情報を、さも研究結果であるかのように盛り込んでいる。さらに日本の学者の話も突然出てくる。いずれもいつの話なのか書いていない。いうまでもなく、書き手にとって5W1Hを書くというのは、基本中の基本なのだが、この記事はそれすらできていない。

要するに、素人が書いている記事なのである。

 先日の「氾濫するクックパッドと乳児死亡こじつけ記事」(414日付)といい、昨今のニュースは、ますます書き手が劣化していることを、端的に表している。

 もちろん、素人がどんどん書くのはけっこうなことだし、ユニークな視点も多々あるに違いないが、信ぴょう性に欠ける。今後、この傾向は、ますます顕著になっていくことだろう。

 話を元に戻す。前述のようにこの研究は、すでに2年前に報じれている。例えば、「活力高まり前向きに 猫ビデオの癒やし効果実証 米」(15622日付CNN)には、こうある。

 「「猫ビデオ」を見ると活力が高まり、前向きな姿勢になれる――。米インディアナ大学ブルーミントン校の研究者が行った調査でそんな癒やし効果が確認されたと発表した。

 同校のジェシカ・マイリック准教授は約7000人を対象に、猫ビデオを見ることで気分がどのように変化するかを調べた。対象者のうち自称「猫好き」は36%を占めていた。

 調査の結果、猫ビデオを見た後は前向きな気持ちが高まる一方、不安や否定的な感情は薄らぐ傾向があることが分かった。(中略)仕事中や研究中に気晴らしとして猫ビデオを見るのは必ずしも悪いことではないかもしれないと同氏は結論付ける。

 「やるべきことをやらずに、あるいは仕事中にユーチューブで猫ビデオを見ていたとしても、感情的なプラス効果はその後の大変な仕事に取り組む助けになるかもしれない」と解説している」

 さもありなん。

 無論、動画だけではない。猫と暮らすと、癒され心身に好影響を及ぼす。例えば、「082月にニューオリンズで開かれた米脳卒中協会で、ミネソタ大学脳卒中研究所(ミネソタ州ミネアポリス)のアドナン・クレシ博士は、10年間にわたり4000人以上を対象にした調査の結果として、ネコを飼っている人は飼っていない人より、心臓の疾患で亡くなる確率が30%低かったと発表」したりもしている。(J-CASTニュース17411日付)

 猫のそばで書く作家は多いが、猫が近くに居るとインスピレーションが湧き、筆が進むのかもしれない。

 だから、猫を飼うに越したことはないが、猫が飼えない状況の人や、責任を持って猫を飼えない人、猫のいない場所で作業をする、といった人たちは、猫動画が有効といえよう。(佐々木奎一)




posted by ssk at 21:33| Comment(0) | 記事