ニュースサイトIWJ12月15日付に、池田教にまつわる記事がのっている。「「安保法制に反対の声をあげる会員を処分するな!!」「名誉会長がお元気であれば、『この状態は間違っている』と声明を出しているはず」――創価学会本部前で抗議のサイレント・アピール 2016.12.11」という記事。
同記事では、将来、池田大作教を立ち上げて教祖となるであろう資質を持つ、選ばれしイデオロギッシュな人物、と筆者が目している、元創価学会本部職員・小平秀一氏が、こう語っている。
「創価学会は絶対平和主義。公明党も同じ。それにも関わらず、安保法制を認めている。この事自体があり得ない状態だと私は思っている。(池田大作)名誉会長がお元気であれば、『この状態は間違っている』と声明を出しているだろうと私は思う。それがないということは、現在名誉会長はご判断ができないような(健康)状態にあると私は思う」
「創価学会は絶対平和主義。公明党も同じ。それにも関わらず、安保法制を認めている。この事自体があり得ない状態だと私は思っている。(池田大作)名誉会長がお元気であれば、『この状態は間違っている』と声明を出しているだろうと私は思う。それがないということは、現在名誉会長はご判断ができないような(健康)状態にあると私は思う」
脳髄まで池田大作に染まった資質を持つ者の言葉そのものだが、最後の一文は、多少注目に値する。
池田大作は、ご判断ができないような状態にあると思う、と言っている箇所のことである。
つまり、死んでいるのか、植物人間なのか、あるいは、認知症なのか、とにかく判断できない状態に違いない、と言うわけである。
池田大作は、まったく表に出てこない状態が6年以上も続くのだから、そう考えるのは当然である。だが、こんな当たり前のことを、いまさら恐る恐る言わなければならないほど、信者たちにとっては、池田大作の状態をかたるのはタブーになっている。
池田大作は、ご判断ができないような状態にあると思う、と言っている箇所のことである。
つまり、死んでいるのか、植物人間なのか、あるいは、認知症なのか、とにかく判断できない状態に違いない、と言うわけである。
池田大作は、まったく表に出てこない状態が6年以上も続くのだから、そう考えるのは当然である。だが、こんな当たり前のことを、いまさら恐る恐る言わなければならないほど、信者たちにとっては、池田大作の状態をかたるのはタブーになっている。
なお、9月25日付朝日新聞電子版に、池田教の原田稔会長のインタビューがのっている。
そこには「――池田大作名誉会長は88歳。最近は表立った活動を控えています。体調はいかがですか。」
との問いに、この会長は、「元気にしておりますよ。執筆活動などに専念しています」と答えている。
さらに、こういう問答をしている。
――最近はいつ会いましたか。
「ええ、この夏の研修で」
――重要な判断も可能なのですか。
「もちろんです。ただ、数年前からは、基本的に運営は執行部に託し、見守っています」
と、このように元気にしていて、執筆しているのだという。だが、証拠を全く示していない。証拠も示さず、元気にしてますよ、などと、いくら言葉を並べても、到底信用できない。なぜ証拠をひとつも出せないのか。ウソを言っているからに違いない。
それに、執筆活動に専念というのも、致命的に、うさんくさい。そもそも池田大作の本の類は、ゴーストライターが書いている。それだから、執筆活動に専念、というのは、二重三重の虚偽といえよう。
池田大作の本当の状況はどうなっているのか。
そこで思い出すのは、かつて、週刊文春2011年10月27日号に載っていた「池田大作「創価学会」名誉会長 担当していた元看護師が語る「厳戒病室」本当の病状」という記事である。
この記事は、のちに週刊文春のほうから、誤報である、と言って謝罪文を出したいわくつきの記事なのだが、書いてある内容は、つくづく真に迫る。
そこには「――池田大作名誉会長は88歳。最近は表立った活動を控えています。体調はいかがですか。」
との問いに、この会長は、「元気にしておりますよ。執筆活動などに専念しています」と答えている。
さらに、こういう問答をしている。
――最近はいつ会いましたか。
「ええ、この夏の研修で」
――重要な判断も可能なのですか。
「もちろんです。ただ、数年前からは、基本的に運営は執行部に託し、見守っています」
と、このように元気にしていて、執筆しているのだという。だが、証拠を全く示していない。証拠も示さず、元気にしてますよ、などと、いくら言葉を並べても、到底信用できない。なぜ証拠をひとつも出せないのか。ウソを言っているからに違いない。
それに、執筆活動に専念というのも、致命的に、うさんくさい。そもそも池田大作の本の類は、ゴーストライターが書いている。それだから、執筆活動に専念、というのは、二重三重の虚偽といえよう。
池田大作の本当の状況はどうなっているのか。
そこで思い出すのは、かつて、週刊文春2011年10月27日号に載っていた「池田大作「創価学会」名誉会長 担当していた元看護師が語る「厳戒病室」本当の病状」という記事である。
この記事は、のちに週刊文春のほうから、誤報である、と言って謝罪文を出したいわくつきの記事なのだが、書いてある内容は、つくづく真に迫る。
以下、その真に迫る記事の本文のリンク。(人生はニャンとかなる!カリン様のお告げHPより)
http://saijosigokuuchudaiichi.hatenablog.com/entry/2016/05/03/125149
その後、週刊文春は、2011年12月29日号の巻末に、次の謝罪文をのせた。
その後、週刊文春は、2011年12月29日号の巻末に、次の謝罪文をのせた。
〈〔編集長から〕
小誌10月27日号に掲載した「担当していた元看護師が語る 池田大作『創価学会』名誉会長『厳戒病室』本当の病状」の記事につき、創価学会より「該当する看護師は存在せず、証言は事実無根である」との抗議がありました。これを受けて小誌は再取材を行いましたが、証言者が看護師であるとの確証を得るに至りませんでした。病状についての記述を取り消し、ご迷惑をおかけした関係者にお詫びいたします。〉
小誌10月27日号に掲載した「担当していた元看護師が語る 池田大作『創価学会』名誉会長『厳戒病室』本当の病状」の記事につき、創価学会より「該当する看護師は存在せず、証言は事実無根である」との抗議がありました。これを受けて小誌は再取材を行いましたが、証言者が看護師であるとの確証を得るに至りませんでした。病状についての記述を取り消し、ご迷惑をおかけした関係者にお詫びいたします。〉
このようにあるのだが、たとえ看護師ではないとしても、看護師から克明に聞いた看護師に身近な人物が、看護師の代わりに文春にリークしたのかもしれない。そして、その情報ソースは、看護師を特定されるのを避けるため、看護師の名を言わなかったのかもしれない。
そういう可能性があるにもかかわらず、看護師であるとの確定がえられなかった、ということを誤報の根拠とする、このお詫び文は、不自然だ。ひょっとして池田教から前代未聞のレベルの圧力でも受けたのではないか、と疑わざるを得ない。
なお、筆者は、この記事が出てから数年後、とある出版社の編集者と、この記事について雑談したことがある。そのとき、その編集者が言っていたのは、池田教の広報は、随分と色々なメディアに、この文春記事は、誤報だと触れ込んでいたという。その編集者がいうには、あの記事は本当にヘンな点があり、ガセだったらしい、というのだが、ヘンだったという具体的な点を聞くと、記事にある池田大作のいるという建物の階数やつくりが実際とは違う、といった基本的なところで間違いがあったようだ、などと言う。だが、看護師から話を聞いた人物のリークだとすれば、建物の階数といった枝葉の部分を間違えていても、不自然ではない。
それにその後、池田大作が表にでてくるのなら、誤報というのもわかるが、その後、姿を現わさず、病状も秘せられたままで、病状にまつわる情報が、あの文春記事以外、まったく出てこないのだから、あの記事は、建物の階数とか、事実と異なる点が多少あったにせよ、概ねその通りだったのではないか、と疑わざるを得ない。
なお、教団は、このまま池田大作を130歳くらいまで生かし続ける、と筆者はみている。
そういう可能性があるにもかかわらず、看護師であるとの確定がえられなかった、ということを誤報の根拠とする、このお詫び文は、不自然だ。ひょっとして池田教から前代未聞のレベルの圧力でも受けたのではないか、と疑わざるを得ない。
なお、筆者は、この記事が出てから数年後、とある出版社の編集者と、この記事について雑談したことがある。そのとき、その編集者が言っていたのは、池田教の広報は、随分と色々なメディアに、この文春記事は、誤報だと触れ込んでいたという。その編集者がいうには、あの記事は本当にヘンな点があり、ガセだったらしい、というのだが、ヘンだったという具体的な点を聞くと、記事にある池田大作のいるという建物の階数やつくりが実際とは違う、といった基本的なところで間違いがあったようだ、などと言う。だが、看護師から話を聞いた人物のリークだとすれば、建物の階数といった枝葉の部分を間違えていても、不自然ではない。
それにその後、池田大作が表にでてくるのなら、誤報というのもわかるが、その後、姿を現わさず、病状も秘せられたままで、病状にまつわる情報が、あの文春記事以外、まったく出てこないのだから、あの記事は、建物の階数とか、事実と異なる点が多少あったにせよ、概ねその通りだったのではないか、と疑わざるを得ない。
なお、教団は、このまま池田大作を130歳くらいまで生かし続ける、と筆者はみている。