フランスで開催したフィギュア・グランプリファイナルで、世にもうっとうしい広告があった。
ジャパネットたかた、である。
ジャパネットたかた、である。
黄色の極太文字に赤の影付きでデカデカと「利益還元祭」とあり、その上に赤字で「ジャパネット30周年」とある。
スポーツの競技場に社名のロゴを入れるのはよくある。だが、こんな、非常識で卑しいメッセージを入れる目ざわりな会社は、このジャパネットたかただけだ。場にそぐわないこと極まりない。ジャパネットたかたという存在そのものが、選手たちを侮辱している。
この広告で、気分をわるくした人も多かったに違いない。
そういえば、ラジオとかでよく、ジャパネットたかた、という会社が通信販売のセールスをやっているが、それも、つくづく、うっとうしい。その企業体質が、広告にありありと現れている。この広告をみて、このジャパネットたかたという会社でだけは一生買うまい、と誓った人も多かったのではないか。
ジャパネットたかたなどという非常識で場に直ぐない広告をのせる企業は、選考して落として、もっと場をわきまえた格式ある企業にしてほしいものだ。
それと、格式という意味では、アコム、マルハンといった、サラ金とパチンコの広告も、排除してほしい。