平成二十八年十一月十四月付、のauのニュースサイト
EZニュースフラッシュ増刊号の「朝刊ピックアップ」で記事
「ニュージーランド巨大地震と日本」
を企画、取材、執筆しました。
日本時間の昨日午後8時過ぎ(現地時間14日午前0時頃)、ニュージーランド南島クライストチャーチの北東約90キロでマグニチュード(M)7.8の強い地震があった。現地では2人の死亡(1人は自宅に閉じ込められ、もう1人は心臓発作)が確認されており、南島の北東部カイコウラで2メートル超の津波が観測されたとの情報もある。停電のほか、土砂崩れ、地割れなどのため通行止めの地域もあるという。(朝日新聞電子版)
また、アメリカ地質調査所によると、現地では最初のM7.8の地震の後、M6.1の地震を観測。その後も余震は続き、そのうちM5以上の余震を3度観測している。今回の震源地近くのクライストチャーチでは2011年2月22日、M6.3の地震を観測し、185人が死亡、164人が重傷を負った。今回の地震は、その時の40〜50倍に達するという。(ニューヨークタイムズ電子版)
なお、5年9か月前に起きたこのクライストチャーチの地震は、日本人にとって格別な悲劇だった。28人もの日本人留学生が犠牲になったのだ。
しかも、その4週間後の2011年3月11日、東日本大震災が起きた。
当時、このクライストチャーチの地震と、東日本大震災は、連動している、と指摘する識者もいた。要するに、ニュージーランドの巨大地震は、日本にとって、不吉である。
あの3月11日の巨大地震のあと、原発の安全神話は消え失せ、この国は、原発によらないエネルギー政策へのチェンジを迫られた。しかし、安倍自公政権は、あたかも時計の針を戻して東日本大震災の記憶を喪失したかのように、国民の反対の声を無視して、原発再稼働を進めている。いつまた巨大地震が日本を襲い、福島第一原発の惨劇を繰り返してもおかしくないというのに。
その姿は、日本を焦土にした軍部に似ている。なかでも現役軍人のまま陸相、内相を兼ねて首相になった独裁的権力者・東条英機の率いる内閣と、安倍自公政権は、似ている。(佐々木奎一)
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