2016年11月13日

「侍」とは似ても似つかぬ野球日本代表


 日本の野球代表が侍ジャパンと称している。だが、メンバーのなかには、「侍」、つまり、「武士」ではない者もいる。
 ヒットを打つ気のないファウルを連発して四球狙い、という卑怯な手を使う、日本ハムの中島卓也(なかしまたくや)である。
 世界各国を相手に四球狙いのファウルをするというのは、日本人はそういう卑怯なことをするというのを世界にさらすに等しい。そして実際のところ、中島が故意のファウルを連発して、日ハムは優勝しているので、日本人はそういう卑怯なことをする、と海外の人々に思われるのは、残念だが、仕方がない。
 だが、侍の名を冠するのは、明確に、事実に反する。
 中島のように、「卑怯者」といわれ、世界中でもの笑いの種になるような真似をするのは、侍にとっては耐え難い屈辱であり、末代までの恥であると心底思う。だから、中島のように恥をさらすくらいなら、自ら死を選び切腹する。
 要するに、世界の人々が、侍とは、中島のような卑怯な真似をする、と誤解をしてしまうのは、日本を築き上げてきた先代の武士たちの名誉を傷つけることになる。
 だから、野球の日本代表は、侍ジャパンという名は撤回するか、あるいは侍の名にかけて中島のような卑怯な真似をする者は代表に選ばない、中島のような卑怯な真似は金輪際しない、このいずれかを選ぶべきだ。

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posted by ssk at 22:46| Comment(0) | 随筆
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