これに対し、土井直也・保健衛生推進室生活衛生担当部長は、
「まず、現在、計画している施設,1万平米の中で,ふれあい広場とかドッグランを設けたいと考えておるんですが,ちょっと狭いのではないかということで,現在の家庭動物相談所の利用も考えたらどうかということでございますが,今現在のところ,家庭動物相談所についてどうするかというようなことについては検討をまだ行っていないところなので,また今後,検討したいと考えております」
と言ったあと、
「それと,あと,名称ですね。京都動物共生推進支援センターということで御提案いただいたわけですが,その名称も,今後,愛称も含めて,また決めていかなくてはならないと思っております」
と述べた。
この役人のセリフが、いかにも、中村氏を、軽くあしらっている感じがする。その点が、筆者が中村氏を黒幕ではないと感じる理由である。
もう一つ、そう思う点がある。
門川大作市長の2013年11月26日付のブログに、京都市会の海外視察のメンバーが、市長室で市長に提言書を渡している写真がある。そこには、机を挟み、市長と視察団が対面し、団長の中村氏が、提言書を渡している写真がある。筆者が注目するのは、マッチポンプ公明市議・吉田孝雄氏が、議員団の列には並ばず、市長の後ろに立っていることだ。(下がその写真、市長オフィシャルサイトより)
この写真の構図に象徴されるように、マッチポンプ吉田市議こそが、市長の側にいる人物で、中村氏は、マッチポンプとは違い、市長と一体的な黒幕ではないのではないか。
そう内心思いつつも、念のため、筆者は、中村三之助氏に、こういう質問をした。
(続く)