参院選の野党共闘では、課題があった。その象徴が、神奈川県。
ここの得票数は、以下のとおり。
ここの得票数は、以下のとおり。
当 三原じゅん子 〈2〉自現 1,004,877
当 三浦信祐 〈1〉公新〈自〉 629,582
当 真山勇一 〈2〉民前〈生〉 582,127
当 中西健治 〈2〉自現 524,070
▽ 浅賀由香 共新〈生〉 487,729
▽ 金子洋一 (2)民現〈生〉 448,954
▽ 丹羽大 お維新 218,853
森英夫 社新〈生〉 76,424
清水太一 こ新 50,256
佐藤政則 無新 32,113
片野英司 諸新 25,714
壹岐愛子 諸新 21,611
カッコ内数字は当選回数。敬称略。
政党の1字略称は公認。〈 〉内政党は推薦・支持・共同公認。
選挙区欄で都道府県名の右にあるカッコ内は、改選数。落選者名の左の▽は、法定得票に達した人。(朝日新聞より)
当 三浦信祐 〈1〉公新〈自〉 629,582
当 真山勇一 〈2〉民前〈生〉 582,127
当 中西健治 〈2〉自現 524,070
▽ 浅賀由香 共新〈生〉 487,729
▽ 金子洋一 (2)民現〈生〉 448,954
▽ 丹羽大 お維新 218,853
森英夫 社新〈生〉 76,424
清水太一 こ新 50,256
佐藤政則 無新 32,113
片野英司 諸新 25,714
壹岐愛子 諸新 21,611
カッコ内数字は当選回数。敬称略。
政党の1字略称は公認。〈 〉内政党は推薦・支持・共同公認。
選挙区欄で都道府県名の右にあるカッコ内は、改選数。落選者名の左の▽は、法定得票に達した人。(朝日新聞より)
このなかの、共産公認の浅賀由香氏と、民進党公認の金子洋一氏は、票を分け合い、自民党の中西健治氏が漁夫の利を得たのは、無念としかいいようがない。
それと北海道。こちらはかろうじて鉢呂氏が当選したからよかったものの、神奈川と似たような状況だった。
◆北海道(3)
当 長谷川岳 〈2〉自現〈公〉 648,269
当 徳永エリ 〈2〉民現 559,996
当 鉢呂吉雄 〈1〉民新 491,129
▽ 柿木克弘 自新〈公〉 482,688
▽ 森英士 共新 239,564
佐藤和夫 こ新 34,092
中村治 諸新 29,072
飯田佳宏 無新 26,686
森山佳則 諸新 21,006
水越寛陽 無新 12,944
当 長谷川岳 〈2〉自現〈公〉 648,269
当 徳永エリ 〈2〉民現 559,996
当 鉢呂吉雄 〈1〉民新 491,129
▽ 柿木克弘 自新〈公〉 482,688
▽ 森英士 共新 239,564
佐藤和夫 こ新 34,092
中村治 諸新 29,072
飯田佳宏 無新 26,686
森山佳則 諸新 21,006
水越寛陽 無新 12,944
千葉県も、示唆深かった。
◆千葉(3)
当 猪口邦子 〈2〉自現〈公〉 760,093
当 元栄太一郎 〈1〉自新〈公〉 577,392
当 小西洋之 〈2〉民現 472,219
▽ 浅野史子 共新 351,561
▽ 水野賢一 (1)民現 314,670
高橋正夫 無新 57,329
香取成知 こ新 50,098
古川裕三 諸新 23,777
当 猪口邦子 〈2〉自現〈公〉 760,093
当 元栄太一郎 〈1〉自新〈公〉 577,392
当 小西洋之 〈2〉民現 472,219
▽ 浅野史子 共新 351,561
▽ 水野賢一 (1)民現 314,670
高橋正夫 無新 57,329
香取成知 こ新 50,098
古川裕三 諸新 23,777
選挙マシーンたることが教義というカルト教団・池田大作教は、信者たちの住んでるエリアごとに、どの候補に入れるか票の分割調整をして、複数当選を目論むのが常。そういう狂信者たちを相手にしているのだから、野党も、あるていど組織化をはかる必要がある。
つまり、千葉のケースでは、2、3位を小西氏と、もう一名の野党で固めるため、野党の候補者を2名に絞った上で、票を効率的に入れるよう呼びかけていれば、全国屈指の激戦区となり、全体の票数も伸びて2議席取れたかもしれない。
それと、今回の参院選では、予想に反し、野党共闘の立役者・共産党が伸びなかった。共産党は、候補者をおろし、全体観に立ち、いわば無私の行動を取った。その結果、民進党が一人区で接戦をいくつか制することができた。それなのに、自分のところは予想より票が伸びなかった。かわいそうである。
民進党は、衆院選や次の参院選で、共産党に花を持たすのが筋であるし、そういう度量がなければ政権はとれまい。自民党の、よくいえば懐の深さ、わるくいえば老獪さを、見習った方がよい。
それと、野党共闘の軍師・小林節氏は、今回、残念な結果だった。が、もうノーサイドで、民進党は、わだかまりを解消していくべきである。
小林氏は、これまで国会議員になることを否定してきたが、今回、立候補した。
これを奇貨とし、民進党は、小林節氏を幹事長といった相応の立場で迎え入れればいいのに、と思う。
民進党は、衆院選や次の参院選で、共産党に花を持たすのが筋であるし、そういう度量がなければ政権はとれまい。自民党の、よくいえば懐の深さ、わるくいえば老獪さを、見習った方がよい。
それと、野党共闘の軍師・小林節氏は、今回、残念な結果だった。が、もうノーサイドで、民進党は、わだかまりを解消していくべきである。
小林氏は、これまで国会議員になることを否定してきたが、今回、立候補した。
これを奇貨とし、民進党は、小林節氏を幹事長といった相応の立場で迎え入れればいいのに、と思う。