話を、元に戻す。
「門川市長は犬猫は好きですか?」と、聞いた自民党の京都市議・中村三之助氏について、である。
既述のように、くだんのマッチポンプ公明市議・吉田孝雄氏は、2013年7月28日から8月5日にかけて、他の政党や京都市職員とともに、海外視察に出かけた。そのときの視察団長は、中村氏だった。
そのときの報告書を、市会が公開している。
その中に、門川大作市長にあてた提言書も付してあり、野良猫対策について、こういう一文がある。
「まちねこ活動支援の取組強化」
この一文は、後述のように中村氏の考えが反映されている。そして、まちねこ活動は、地域猫活動とは、似ても似つかぬものである。
また、平成25年10月17日の決算特別委員会では、中村氏は、マッチポンプ市議・吉田氏を援護する形で、「犬、猫のふん害対策についてでありますが」と、きりだし、犬の糞については、たばこの吸い殻などと一緒に、条例で放置を禁止するよう明記してあるので、「条例が機能するよう、条例を所管する環境政策局を中心に関係局が連携して、まずは行っていくべきやないか」、「そのうえで、出てきた課題を統括して、条例を見直すべきなのか、又は、他都市のように独立したふん害の対策の条例を制定するのか、考えていく必要があるのやないか」と、新たな条例の必要性に言及した。これは、条例で罰則を求める吉田氏を、バックアップする発言である。
また、のちに吉田氏が「集大成」と吹聴し、実際、後述のようにエサやり禁止条例の流れを決定づけることになった、平成26年2月21日の第1回定例会での発言と、同時期に、中村氏は、こういう発言をしている。(平成26年2月5日の教育福祉委員会にて)
「御承知のとおり、先般、我々8名が海外視察へ行って(中略)、まちねこ支援事業の充実ということを提言としてうたわさせていただいておりますが(中略)要は、野良猫対策ということで、そもそも私も8年前ぐらいから言ってきた中で、ようやく獣医師会等の御協力も得てまちねこ事業が展開されてきたわけですけれども(中略)、前から何度も言っているように、あんなもんぽつぽつやってたんでは、御存じのとおり、100匹いて要するに8割以上去勢・避妊をせんことには、あと20匹残ってたら1年後また100匹に返るという猫算があるわけですね、あの世界は。だから、その猫算を上回る形のものをせんことには野良猫対策としては効果として上がらん、そういうものを念頭に置いて地域にポイントを設けて設けてやっていかな、あの施策は功を成さん」
こう言った後、にわかに、エサやりについて、語り始めた。
(続く)