2015年12月03日

京都市“猫エサやり禁止条例”ができるまで  エサやり禁止プロジェクトチーム 十三

 会議では、全局照会の結果については、「猫については野良猫に関する苦情が多い」(仲俊典氏(伏見保健所保健部(伏見保健センター)衛生課長))という意見が出た。

 次に、職員向けのアンケートのたたき台について、議論された。


  職員アンケート票.pdf


 このたたき台について、ふん尿を見かけたり被害にあった頻度を入れるべき、とか、ふんと尿を区別して聞く必要があるのか、といった話が出た。

 また、太田眞一氏(保健福祉局 保健衛生推進室保健医療課 健康危機対策担当課長)が、こう言った。

 「問16の『行政が野良猫を収容する。』は削除する」

 削除する理由は、動物愛護法に触れるからであろう。

 問16とは「犬猫等のふん尿被害を無くすための取組として何が必要であると思いますか(複数回答可)」とあり、以下の回答にチェックを入れるというもの。 

 「地域のまち美化活動の一環として取り組んでいく。」

 「飼い主のマナー向上に向けて行政が啓発を強化する。」

 「ふん尿を放置する飼い主に過料などの罰則を設ける。」

 「監視員が巡回して指導する。」
 「被害の多い公園等の公共施設に啓発看板や監視カメラを設置する。」
 「行政が野良猫や鳩等の嫌うグッズを住民に貸し出す。」

 「ペットを販売する業者に購入者へのマナー教育を義務化する」

 「行政が野良猫を収容する。」

 「その他(   )」

 「過料などの罰則」「監視員が巡回」「監視カメラを設置」など、徹底的な取り締まりを意識したワードが目立つ。

 そして、くだんの「行政が野良猫を収容する」という一文。

 これは役人が野良猫をバンバンとっ捕まえて殺処分せよ、という意味である。

 これらに多数がチェックマークを付けた暁には、京都市はどうするつもりなのかは、いうまでもない。

 (続く)

posted by ssk at 22:37| Comment(0) | 連載
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