2015年11月19日

京都市“猫エサやり禁止条例”ができるまで  エサやり禁止プロジェクトチーム 二

 公明党市議の吉田孝雄氏の執拗な発言を契機にできた同連絡会議を発展解消する形で、「犬猫等ふん尿被害対策検討プロジェクトチーム」(以下、「プロジェクトチーム」)が同年12月に結成された。

 チームリーダー・瀧本章(保健福祉局 保健医療・介護担当局長)

 サブリーダー・瀬川彰(環境政策局 循環型社会推進部長)

 サブリーダー・石田信幸(保健福祉局 保健衛生推進室長兼生活衛生担当部長)

  サブリーダー・土井直也(保健福祉局 衛生推進室生活衛生担当部長)

 チーム員・川口伸太郎(環境政策局 循環型社会推進部まち美化推進課担当課長)

 チーム員・岡田博史(行財政局 総務部法制課長)

 チーム員・簱哲也(文化市民局 地域自治推進室地域づくり推進課長)

 チーム員・木咲圭二(産業観光局 農林振興室林業振興課鳥 獣対策担当課長)

 チーム員・杉浦晋也(保健福祉局 保健衛生推進室保健医療課長)

 チーム員・太田眞一(保健福祉局 保健衛生推進室保健医療課 健康危機対策担当課長)

 チーム員・辻尚信(保健福祉局 保健衛生推進室生活衛生課長)

 チーム員・岩田恒幸(保健福祉局 家庭動物相談所長)

 チーム員・谷口一朗(建設局 土木管理部調整管理課長)

 チーム員・和田長利(建設局 水と緑環境部緑政課公園管理担当課長)

 チーム員・仲俊典(伏見保健所保健部(伏見保健センター)衛生課長)

 上記15名が結成時のメンバーであることは既に述べた。

 なお、サブリーダー以下14名は、「モラル向上対策部会」「発生ふん害対策部会」のいずれかに入り(一部重複の者も有り)、同プロジェクトチームと並行して部会を開催することとなった。(写真は部会の名簿)

  

部会.jpg


 部会の役割は、「モラル向上対策部会」が、「ふん害の『モラル向上対策』として、効果的な普及啓発や指導、あるいは飼い主に何らかの義務を課すことを含めて、ペットの飼い主のマナー向上策を検討する」というもの。

 「発生ふん害対策部会」は、「『発生したふん害の対策』として、ペット以外の動物を含めて、公共空間で発生したふん害への速やかな清掃や、被害の繰り返しを防ぐための監視体制、地域との連携のあり方、飼い主に対する対応等を検討していく」というもの。

 そして「プロジェクトチーム」の役割は、両部会の検討結果を踏まえた上で、「犬猫等のふん尿被害に係る苦情の分析や飼い主の意識調査、さらには『まちの美化推進条例』をはじめ、ふん尿被害対策に関係する既存条例の在り方の検討等を通じて、課題の抽出を行い、また、他都市の先進事例等の調査を実施し、実効性のある対策の検討を進めてい」き、「条例で規定すべきものを検討」するというもの。

 (続く)


 ※チームリーダー瀬本は瀧本の誤りでした。訂正しお詫びします。(2015年11月23日付)

posted by ssk at 20:53| Comment(0) | 連載
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