2015年10月13日

京都市“猫エサやり禁止条例”ができるまで 苦情の内実 五十三

 「平成26929日 1615分」

 「家庭動物相談所 伊東係長から伏見区内での猫の苦情について情報提供があった。

92916時頃 苦情者から相談所に電話があった。内容は、苦情者宅の庭が猫に荒らされ、迷惑している。また、発情期でもあることから、鳴き声も気になっている。近くの公園の橋の下の小屋で猫を飼っていると聞いており、その猫かもしれないが、それはどういうものか。別のノラ猫かはわからないが、猫を捕獲するなど被害防止の対応してもらえないかとの内容だった。

(苦情者はまちねこ活動については、ほとんど周知されていないようで、相談所が説明した)

 「930日 11時 同一相談者が保健所にテル」

 「自分は■■の■■に住んでいる。昨日家庭動物相談所に野良猫等のことで相談した。伏見保健センターにも相談するように言われ、保健センターから連絡がもらえると聞いていたが電話が掛かってこないので自分から掛けた。

 野良猫(■■でまち猫登録されたもの、及びそれとは別の野良猫)が自宅の庭にはいって荒らすので困っている。自分は犬を飼っているので、動物を捕獲して殺すのはかわいそうだとは思うし、相談所への電話で捕獲・処分等ができないことも分かったが、ガーデンバリアは犬へも影響しそうで使えない。ノミやダニが移る。野良猫を何とかしてほしい。

 また、自分はまちねこ制度に不満をもっている。町内の承認を得て活動しているということだが、自分は全く何も聞いていなかった。捕まえて手術した後、元の場所に放すのではなく、飼い主を見つけて屋内で飼わせるよう義務化してほしい。

 ■■の下でのまちねこ活動について、猫小屋の設置などしてよいのかと府土木事務所へ問い合わせたところ、『あれは京都市の施策であるので、こちらからは何も言うことができない』という返答があった」とのことであった。

 以下のように返答した。

 『まちねこ制度については、町内会等全員の了解を取るのが勿論理想であるが、事実上難しいこともあり、代表として町内会の役員など3名以上から代表として署名をもっている。新しく屋内で飼ってくれる人を探すというのもまちねこ活動の目的の一つであるが、そのような人が出てくるまで収容できる施設等もないため、手術後は放すほかの措置は現状では難しい。また世話係の人には餌やりのほか、餌の片づけ・トイレのしつけなどを含めた管理をしてもらっているので、トイレしつけの強化やノミ・ダニ対策をしてほしいと伝えることはできる。しかし、少なくない猫に対してどれだけ充分な対策を取ってもらえるかは約束できない。また橋の下の猫小屋については、府の土木事務所へ当衛生課や京都市から設置をお願いするようなことはない』」

 (続く)

posted by ssk at 20:00| Comment(0) | 連載
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