2015年10月11日

京都市“猫エサやり禁止条例”ができるまで 苦情の内実 五十一

 このため、前出のように、まちねこ事業を勧める役人に「激怒」する住民が現れる。

 ほかにも、こういう苦情がある。

 「平成2310251030分 受付者 山口、秋来」

 「相談者宅の周辺には数匹の野良猫が住みついており、野良猫が増えることを危惧する相談者は、以前から自活不能な仔猫を当保健センターに持ち込んでいた。(成猫の引取りができないことは承知されている。)しかし、近所の猫好きの方から、『相談者が持ちこむ仔猫について引き取らないよう保健センターに申入れを行う』と言われ、今後の対応に困り、相談に来られたものである。

 措置 当センターとしては、親猫が放棄した自活不能な仔猫の引取りを行う旨を伝え、了解を得た。また、『まちねこ事業』について説明を行ったが、近隣住民に活動の理解が得られそうにないと、断られた」

 「平成23671120分 受付者 西上」

 「■■氏の隣家の■■氏がノラ猫に餌を与えているため、近所に猫が増えて糞尿されて困っている。■■氏から何度も餌を与えないよう注意をしているが、一度はやめても、また繰り返してしまう。■■氏の向かいの空き地に、猫用の小屋を作り、餌を与えているので、今回それを壊して片付ける予定である。ゴミが出てくるので保健センターが処理の手伝いをしてくれないのか。また、近所にいるノラ猫を引き取ってもらえないだろうか、との相談があった」

 回答「ゴミの処理はできないこと。ノラ猫の引き取りもできないことを説明した。保健センターからも■■氏に話をすることもできると伝えたが、今回は必要ないとのこと。また、親猫の引き取りはできないが、『まちねこ』事業で、町内会の賛同もあれば、時間はかかるが、猫の数を減らしていくことも可能であると説明したが、町内会の協力は難しそうなので、できない とのこと」

 「平成24531日 受付 塩田 電話 女性」

 「近所にノラ猫が多く京都市のまちねこを利用したいが、反対される方が多く実現できない。なんとかならないか?(自分でも去勢や避妊を行っているが、おいつかない)」

 回答「まちねこは地域住民の了解を得て行うものであるので、なんとか地域住民にご理解頂くようにして下さい」

 「平成2658日 受付 田保 電話」

 「ノラネコに■■さんがエサをやっていていつき、苦情者の敷地内にフンや尿をされて困っている。以前、保健センターに相談し、町ネコをすすめられたことはあるが、町ネコは無理で、■■さんへの注意をしてほしい」

 (続く)

posted by ssk at 20:00| Comment(0) | 連載
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