2015年10月06日

京都市“猫エサやり禁止条例”ができるまで 苦情の内実 四十六

8910時半、B宅訪問。

 ■■氏及び■■がいて、こう言った。

 「両隣とは昔から揉め事がある」

 「畑があらされたり、敷地内で被害がある等した場合は全部ウチの猫のせいにする」

 「猫は野菜を食べないので、違うと言っても聞いてくれない」

 「ウチの猫が迷惑をかけた場合はすぐに引取りに行き謝っている。その際相手も『いいよ。』と言っているのになぜ保健センターに苦情を言うのか」

 「直接怒ってくれたらいい」

 「今まで相手がたくさん迷惑をかけていることを我慢しているのに、こちらの猫のことで苦情を言うのは許せない」

 「相手は自分たちの姿を見ると隠れるので、話もできない」

 「相手の言い分ばかりではなくて、こちらのことの現状も知って欲しい」

 「こちらも迷惑をかけていないとは言わないが、相手も迷惑をかけている」

 「猫については現在50匹くらい」 

「獣医に聞いたが、猫もある一定の数になるとこれ以上増えないようにと産んでも育てないそうである」

 「ウチの猫もそうである」

 「過去、自分がつらい時に猫が癒してくれた」

 「猫が他のところへ行かないように餌付けを行っているのに、エサをやらなければ増えないといわれる。エサをやらなければどうなることになるか分かっていない」

 「エサをやることで飼い猫とみなされるのであれば、エサをやらず、その猫が迷惑をかけてもウチのせいにならないということになる」

 「そうなってもいいのか」

 これに対し役人は、こう話した。 

「電話でも話したが、エサをやっている行為だけでも飼い猫とみなされてしまうこともある」

 「保健センターでは双方からの意見を聞いて、お互いにいい方法がないかアドバイスする」

 「強制権はなく、また無理やり猫を捕獲することもない」

 「近所の人は■■氏の猫かどうか分からないので、首輪等の目印を着けて欲しい。そうすることにより、誤解がなくなることもある」

 「猫等動物に対してはいろいろな考え方の人がいるのを理解して欲しい。50匹というのは多い数である」

 「自分たちでコントロールできる数にはして欲しい」

 すると、■■氏は、こう言った。

 「何もしなくても猫は自然と減っている」

 「殺処分や譲渡は考えていない」

82311時半、京都市の役人・梅川氏は、■■氏に電話し、こうもちかけた。

 「関係部署とも協議し、ケージを貸出し、そこに猫が入れば引き取る」

 「無料で引き取れるのは仔猫のみであり、成猫であれば1頭につき2千円かかる」

 「保健センターの職員が捕獲するのではなく、全て■■氏が行う」

 「もしケージに入れば連絡をもらい、引き取りには行く」

 「今でも減らす意思があり、当方法に理解してもらえるのであれば、ケージを持って伺う」

 すると■■氏は、予想外の言葉を発した。

 (続く)

posted by ssk at 20:00| Comment(0) | 連載
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