2015年10月06日

ブラック企業「市場大路」記事削除の真相 六

 筆者の記事は、一審判決で裁判所が認定した事実に基づいている。市場大路は、その内容は否定はするが、根拠が示されていない。

 しかも、最後の方の、「カ F」の、「転職先の社労士に対し、『清水社長は『そんな書類もちゃんと出ていないような奴をなんで採用するんだ』と述べた』」という点に至っては、「このような言辞を述べたか否かにかかわらず、」と、否定すらしていない。転職先の社労士にこういうことを言う自体、ブラック企業丸出し、と言っても過言ではないにもかかわらずだ。

 前出のgooのメールには、「当該照会書の内容をご確認のうえ、本メールに添付の『(雛型)送信防止措置に関する回答書』にご記載いただき、本メールにご返信頂くか、郵送にて弊社宛ご回答」するように、と書いてあった。

 そこで、726日付で、こうメールで送った。

 「(○)送信防止措置を講じることに同意しません」

 「[回答の理由]この記事には真実性があり、公共性があり、公益目的であるため」

 裁判では、「真実性」「公共性」があり「公益目的」であれば、名誉棄損の不法行為には当たらない。gooの法務部の担当には、弁護士か、司法試験に受かって会社員になった人がいるはずなので、当然、名誉棄損のことはわかっているに違いない。

 だから、このメールを送ったあと筆者は、市場大路のあの言い分で記事削除ということは、まさかないだろう、とてっきり思っていた。

 すると、翌日、gooからメールがきた。

 そこには、こう書いてあった。

 「こちらはgoo事務局です。

 この度は送信防止措置手続に関する照会手続にご協力いただきまことにありがとうございます。

 さて、今回ご回答いただきました内容を元に、改めて今回ご依頼のあった投稿の当否を検討させていただきましたが、その結果、当該投稿は、以下の箇所が、下記の通り、gooブログ利用規約に抵触するおそれがあると判断致しました。

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 ○gooブログ利用規約

 第11条(禁止事項)

1.会員は、本サービスを利用するにあたり、以下に該当し又はその恐れがある行為を行ってはなりません。

 (4他の会員又は第三者の財産、信用、名誉、プライバシー、肖像権、パブリシティ権を侵害する行為

 (7他の会員又は第三者に対する誹謗中傷、脅迫、嫌がらせを行う行為

2. 当社は、ブログ情報が前項各号のいずれかに該当すると判断するときは、該当のブログ情報が投稿された会員ページを公開している会員の承諾を得ることなく、かつその理由を会員に説明することなく、ブログ情報を変更・非表示・削除等の処置ができるものとします。この場合、当社は、当該ブログ情報を投稿した会員の会員資格を失効させることができるものとします。

3.会員は、自己の会員ページにおいて、本条第1項各号のいずれかに該当するコメントが投稿されていないかどうか及び第1項各号のいずれかに該当するトラックバック記事が掲載されていないかどうかを確認するために監視を行うものとします。

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 (続く)

posted by ssk at 16:53| Comment(0) | 連載
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