2015年09月08日

京都市“猫エサやり禁止条例”ができるで 苦情の内実 十八・十九

 その文書には、「京都市北部みどり管理事務所 御中」「■■公園野生猫餌付け行為による被害者の会(組織化中につき仮称)代表(候補)■■(■■)私見・平成26124日 〒■■ ■■ п^FAX:■■」とあり、その下に、下線入りで、こう書いてある。

 「■■公園野生猫餌付け行為、平成26124日の餌付け残滓確認について」

 本文は以下の通り。

 「1.序 去る120日に貴所係官の方が、表記公園において所謂『動物愛護法』に規定のある、環境省告示に基づき、餌付け者 ■■某:以下同女と略)に対して、直接に餌付け行為禁止の指導を行って頂き有難うございました。記憶を辿ると、約10年来の餌付け行為によって野生猫の個体数が異常に増加し、これによる公園近隣の当団地家庭敷地内における『糞』被害(悪臭、うじ・ハエ発生による環境の悪化等)が急速に増大して、各家庭では敷地内に様々な猫排除設備を自費で設置等して対処してきましたが、若干の効果はあるものの餌付け行為の静謐な環境を回復するには至っていません。

 近年、住民の高齢化に伴い被害の抑止や排泄物の処理にも困難を来たしつつあるのみならず、玄関先、庭先まで進出した野生猫が野外設置物に堂々と、あるいは物陰に潜み、家人の接近時に不意に飛び出したときの驚きは、高齢者の心臓機能にショックを与え最悪の事態が発生する恐れ無しとはしません。今や被害者には同女に対し、険悪で危険な感情を抱く者もあることをご認識下さい」

 次に、「2. 貴所ご指導後の状況」とあり、その下に、太字で一回り大きくした字で、「結論的には、同女の行為は全く抑制されていません。」とあり、その下にこう書いてある。

 「昨年1223日に■■交番の警察官5名によって説諭を行い、その際、同女は『責任を感じる』『慎む』等の“しおらしい”言動を行った旨を警察より連絡を受けましたが、その後も全く改善の気配を見せなかったばかりか、後日の午前5時頃、同女の行為を観察していた私の姿を見るや『手を掴み、背中を抑えて振り回す』などの狼藉に及んだ行動から考えて、貴所のご指導で『もうしません』と言ったとしても、餌付け行為を停止することはないだろうとの予測通りでありました。

 相手が警察だろうが、管理者である貴所だろうが、同女ら(複数グループだろうことは後述)は全く身勝手な理由を吹聴して自己の行為を正当化することしか頭にはないようです。精神心理学的には『偏屈狂』を当てるのが適当ではないでしょうか。つまり、一般的な説諭や指導ではいかなる効果も無いと考えるのが至当でしょう。当団地住民とも口論に及んだことは多数に上ります。

 昨年87日には、当団地内で対策した『アライグマ出没問題』(※筆者註 当記事末尾からPDFダウンロード可)に関して、私が不在時に拙宅に4名で訪れ、私の妻に対して悪態に近い異常な強要を行いました。たまたま私が町内会長だったためです。妻が猫の糞害について抗議しても『猫の糞ぐらい・・』とせせら笑った態度には今思い出しても腸の煮える思いです。妻で良かった。私が対応していたら、刃傷沙汰も有り得たかもしれません。この時訪れた一人だけが■■と名乗った記録がありますから、おそらく、同女はこの■■だったでしょう。そして同女には他の『同好者グループ』が存在すると考えられます」

 そして、「3. 貴所への希望と私たちの対処」とあり、こう記している。

 「同女らの長年に渡るかかる行動様式から考えて、既に、説諭・指導・話し合い等の“人間同士”の交渉では埒はあかないと観念して私達は対応方策を立案することにします。この場合、貴所のご協力は何よりも重要ですので、伏してご指導等をお願い申し上げます。この種の問題は、被害者の範囲が限定されることから、法令は被害を感じない大部分の人々への『命大切』『動物愛護』という美名を盾に跋扈する、所謂『動物愛護団体』の一方的主張に流されるきらいがあります。例えて言えば『シーシェパード』の合法的な捕鯨活動への妨害を英雄視する視野狭窄人士と同等であると言っても差し支えない。被害者をねじ伏せて自己の美意識に陶酔する偏頗な情念に身を委ねる心理欠陥を見出すしかありません。

 事実、『動物の愛護及び管理に関する法律』(以下、法律と略す)では、『捨て猫の禁止(罰金)』『家庭内での飼育の推奨』『繁殖防止のための去勢の推奨』『飼育での他者への危害・損害の防止の指導』等、取扱い業者への罰則規定以外には特段の罰則は見出せません。また、餌付け行為の禁止に関しては『環境省告示第140号』において、罰則無しの指導基準しかありません。(※筆者注:平成181031日公布、平成25年最終改正の同告示には、こう書いてある。「人と動物とが共生する社会を形成するためには、動物の命を尊重する考え方及び態度を確立することと併せて、動物の鳴き声、糞尿等による迷惑の防止を含め、動物が人の生命、身体又は財産を侵害することのないよう適切に管理される必要がある。このような動物による侵害を引き起こさないように適切に管理するためには、動物の係留、屋内での飼養、みだりな繁殖の防止等の措置を講じる等により、動物の行動等に一定程度の制約を課すことが必要となる場合がある。また、所有者がいない動物に対する恣意的な餌やり等の行為のように、その行為がもたらす結果についての管理が適切に行われない場合には、動物による害の増加やみだりな繁殖等、動物の愛護及び管理上好ましくない事態を引き起こす場合があることについても十分に留意する必要がある。

 ペットが伴侶動物(コンパニオンアニマル)として生活に欠かせない存在となりつつある一方、動物が人と一緒に生活する存在として社会に受け入れられるためには、人と動物の関わりについても十分に考慮した上で、その飼養及び保管(以下「飼養等」という)を適切に行うことが求められる。動物の所有者又は占有者(以下「所有者等」という。)は、自分が第三者に対する加害者になり得ることについての認識がややもすると希薄な傾向にあるが、すべての所有者等は加害者になり得るととともに、すべての人が被害者になり得るものであるという認識の下に、所有者等は、動物を所有し、又は占有する者としての社会的責任を十分に自覚して、動物による人の生命、身体又は財産に対する侵害を引き起こさないように努めなければならない。」。全文は記事末尾からPDFダウンロード可)

 この状況の中で最大限の効果を得るためには、他の法律規定も援用して対処もすることも検討すべきでしょう。これらの極めて制限的な方で取り得る方策として、私達は以下の各号をまず貴所に要望します。とりあえずの目的は、猫と同女らの分離と野生猫個体数の削減に置きます。」

 そして、箇条書きで、こう記している。

 (続く)



アライグマ関連文書.pdf


環境省告示第140号.pdf


posted by ssk at 17:00| Comment(0) | 連載
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