2015年09月01日

京都市“猫エサやり禁止条例”ができるまで 苦情の内実 十一

 平成26124日には、「犬の散歩をしながら、猫にエサをまいている人がいて困っている」というクレームが保健センターに入った。

 平成25126日、「午前8時頃(中略)■■沿いの道の■■の平らな部分で女性(60代?)がのら猫(子猫3匹)に餌やりをしているのを目撃した。女性が立ち去った後、餌を狙ってカラスが12匹群がってきた。これにより通学路となっている■■沿いの道が塞がれ、登校中の小学生が通れなかった。危険であるためなんとかして欲しい」という相談が入った。

 平成251028日午後12103分、こういう内容のクレームが来た。

 「まちねこ制度を利用して餌を与えられている野良猫が、苦情者宅前を通り、車に傷をつける。

 餌やり場では、猫の餌が置かれすぎているためか、今まで以上に猫が集まってきている。先日も、檻に入れられた猫1匹が車で運ばれてきて、餌やり場の付近に放たれてたのを見た。餌やり場を撤去し、まちねこ制度をやめさせる話がしたいので、まちねこ制度を利用している主となる人(以下『まちねこ制度利用者』という。)の電話番号を教えてほしい。また、餌やり場の設置を許可しているのが、どこなのか電話番号を教えてほしい。」

 これに対し、京都市の役人・大原氏は、「まちねこ制度の概要を説明し、猫を周辺から集める制度では無いことを強調した。まちねこ制度利用者の電話番号は、個人情報になるため、本人の同意がなければ教えることはできない。また、餌やり場の設置を許可しているのが、どこなのかは調べて連絡する」と回答した。

 その後、仲課長が、同利用者に電話したところ、「電話番号は教えてほしくないが苦情者との話合いには対応したい」「昨日、まちねこの協力者(■■氏)が掃除をしている時にも、誰かから苦情を受けたと聞いた」「まちねこ制度では、野良猫が人家に行かないように、餌やり場を設置している」と言った。

 また、餌やり場となっているのは、京都府の機関・京都土木事務所の敷地内だった。大原氏は、京都土木事務所に電話したところ、土木事務所の役人は、こう言った。

 「苦情者にもご理解いただくように説明する」「台風18号の影響で、■■が水没し、餌やり場が流された。■■氏から相談を受けて、仮の餌やり場を公園の一角に設置した」「当事務所も野良猫では、困っており地域住民(■■氏)の取組には、協力したい」

 翌日29日午後121分、くだんの苦情者から保健センターに電話があり、「野良猫が増加し、『野良センター』のようになっており、ノラ猫の鳴き声のために、睡眠不足になっている」とクレームが入った。

 また、以下の質問2点について、まちこね利用者から回答を欲しい、と言った。

 (続く)

posted by ssk at 20:00| Comment(0) | 連載
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。