2015年08月29日

池田大作教が推薦する「外務省村の御用学者」同志社大・村田晃嗣 五


 外務省村のソーカ系結社「大鳳会」については、過去にはこんな報道もあった。

94617日付週刊ポストの記事「これは国家公務員法違反ではないのか 外務省を揺るがす池田大作への『密書』入手! 〈誰のための『官』か〉」によると、平成213日付で、「当時、イタリア・ミラノ総領事館に勤務していた外務省の広報担当の職員・W氏が池田大作・創価学会名誉会長に宛てた私信」を同誌が入手した。それにはこう書いてあった。


 「前略 池田先生 

 大鳳会のWと申します。

 先日は『吉川英治 人と世界』を送って下さり大変ありがとうございます。あらためて読書の大切さ、そして一人の人間が大きな可能性を秘めていることを痛感しました。これを糧に日々精神(ママ)していきます。

 昨年10月鈴木琢郎副会長から手紙をいただき、その中でヴァチカンについての私なりの実感を教えてほしい旨書いてありました。その返事は神崎さん(イタリア日蓮正宗創価学会書記長)を通じ鈴木副会長に出しました。

 その内容を一言で申し上げれば『89年東欧で表面化した自由化のあの大きな波の背後には、1960年代からのヴァチカンの東欧政策が少なからず影響している。というものです。特に78年にはポーランド人の法王を選出し、80年のポーランドの自由化を喚起し、以後10年にわたり主にポーランドを舞台に共産主義体制と熾烈な戦いを繰り広げてきました。そしてヴァチカン側は勝利を収め、今後東欧でカトリック教会の復権・勢力拡大が確実に進むものと思われます。彼らは、50年、100年単位で長期的な世界戦略を立てている模様であり、創価学会の世界広宣流布上の最強かつ増々勢力を増してくる狡猾な敵と思います。』

 来年春 先生はイタリアを訪問されると聞きました。私はイタリア在勤7年目をむかえ、今年7月に帰朝の予定です。イタリアで先生をお迎えすることはできないかも知れませんが、ミラノ総領事館の広報担当として全力で北イタリアにおける対日認識の拡大に努め、広布のお役に立ちたいと思います。 敬具」


 さらに、この手紙には、「ヴァチカンの方針」と題するA4用紙9枚にのぼる報告書が添付されており、そこには「ローマ法王庁の世界戦略を事実経過を示して分析したうえで、<世界宗教者会議(WCRP)については、立正佼成会庭野日敬が中心に動いた経緯があるが、それはヴァチカンの極東戦略(経済大国の力をもってアジアの共産化を防衛)を推進するには日本のカトリック勢力が弱小であることから、その協力者としてヴァチカンは立正佼成会を選んだもの。また庭野日敬側はヴァチカンの世界宗教連合という策に乗ることにより立正佼成会のイメージ・アップを図り、創価学会を牽制することを狙ったものと思われる>」などと、報告しているという。


 なお、くだんの手紙の末尾に「広布のお役に立ちたい」と書いている点について、宗教ジャーナリストの段勲氏は、こう指摘している。

 「広布すなわち広宣流布は、全世界に学会の教えを広めるという学会の最終目標であり、教義の根本なのです。毎年行われる財務と呼ばれる金集めも“広布のため”の名目になっているんです。W氏が“広布のお役に立ちたい”と表現したのは、学会のため池田大作氏のために働いていると語っているのと同じことで、明らかに国家公務員法違反だと思います」


 つまり、国家公務員法第九十六条「すべて職員は、国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない」、第百条「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする」に違反する、というわけ。だが、それだけではなく、国家権力がカルト教団の教祖に機密情報を流すことは、憲法二十条の「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」との条文に違反するのは明らかだ。


 さらに記事には、こういう下りもある。

 「ブラジルサンパウロ在住の日蓮正宗の僧侶はこう語るのだ。『この4月にパラグアイに行った時のこと。入国するやSGIを拠点に活動している学会員から“裏切り者”といった暴言を浴びせられたり、尾行をされるなどの嫌がらせを受けたんです。なぜ、学会員が私たちの出入国の日程を知っているのか、そこが疑問です。嫌がらせについて大使館に相談しても、個人的な問題といい、何ら対処してくれませんし』

 池田氏が日蓮正宗から破門されて以後、日蓮正宗と学会の宗教戦争は激烈を極めている。それだけに気になる話である」


 これらはほんの氷山の一角で、あらゆる国家機関で、こういう違憲行為が、日々、裏で行われている。池田教団の存在自体、違憲である。もともと遵法精神のない違憲集団ゆえに、現在、違憲法案の安保法制を池田教団が通そうとしているのも、無理からぬ話だ。

 (続く)

posted by ssk at 21:13| Comment(0) | 連載
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