2015年08月28日

ブラック企業「市場大路」記事削除の真相 五

 さらに、この別紙には、こう書いてある。


 「同様に、素性の明らかではない第三者に従業員の私物を返還することは適当でないこと、退職は当然従業員と話すべき問題であり、個人情報に関わる話が不可避である面談をすることは到って従業員に予期せぬ不利益があるとの懸念からその旨説明して面談に応じなかったにすぎない。


 オ Eについて

 その後、会社を訪問した際、『部屋のなかには清水社長、その母親、社労士、見知らぬ男性社員の4人がいて、取り囲まれていた。そこで清水社長は、草津氏の勤務当時の行為を色々非難し始めた。草津氏は恐怖し、退職の話し合いは不可能と判断し、私物を取り戻そうと思い立ち、私物の置いてある部屋に行こうとした。しかし、清水社長は入室を拒んだため、草津氏は諦めて事務所を出ようとした。すると清水社長の母親がドアが開かないよう、草津氏の手やドアを抑えつけたため、草津氏の手が傷つき全治1週間の負傷をした。」とあるが、これも事実ではない。

 請求人は、従業員と日程調整をしたうえで話し合いをしたものであり、退職に至る経緯について、双方が意見を申し述べるための場であったところ、勤務時代の行為の問題点を指摘されると、突然、従業員は『私帰る。』と言い、鍵やセキュリティカードを床に放り投げて帰ろうとしたものである。

 Eののようなやり取りは明らかに大仰なものである。特に、請求人代表者の母が従業員を怪我させたというのは、請求人代表者の母親が高齢であることからみても明らかに誇張されたものである。

 したがってEの内容も請求人の社会的評価を貶めるものである。


 カ Fについて

 転職先の社労士に対し、『清水社長は『そんな書類もちゃんと出ていないような奴をなんで採用するんだ』と述べた』とあるが、このような言辞を述べたか否かにかかわらず、従業員の転職先に請求人代表者が不用意な発言をしたという認識を広めるものであって、請求人の社会的評価が低下することは明らかである。


4 結論

 以上のとおり、本件記事は、市場大路株式会社の社会的評価を低下させるものであって、請求人の人格権・営業権を侵害することは疑いを容れない。 以上」


 「別紙」原本は下記からダウンロード可。


  別紙.pdf


 (続く)

posted by ssk at 20:41| Comment(0) | 連載
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