2015年08月15日

京都市“猫エサやり禁止条例”ができるまで バックボーン 十六・十七

 なお、筆者は三日前、くだんの千葉市の陳情の原資料を入手した。そこには前出の要点をまとめた文面ではわからない情報があった。

 原資料によると、陳情は平成22129日、千葉市議会議長・佐々木久昭氏(無所属(連合系))宛てに送ったもの。

 正式名称は既述の通り、「猫への迷惑な餌やりを禁止する市条例の制定又は千葉市動物の愛護及び管理に関する条例の改正を求める陳情」。 

 陳情者は「千葉市町内自治会連絡協議会」と「美浜区町内自治会連絡協議会」、そして「第31地区町内自治会連絡協議会 会長 住所■■氏名 北澤 陸男 外 第31地区町内自治会会長 23名」。

 陳情の「趣旨」には、こう書いてある。

 「検見川マリンタウン団地敷地内に、猫に餌を置き続けている団地外に住む外国人がおり、その行為により生活環境が損なわれている状況にあり、止めさせる手段もなく、団地住民の我慢の限界を超えています。

 外国人の行為及び団地住民の被害並びに警察の見解は次のとおりです。

 (1)外国人の行為

 ア JR検見川浜駅前北口周辺の植え込みに数年前(56年前)から猫に餌を置いています。夏には悪臭が漂っています。

 イ 平成2011月頃からは第31地区町内自治会連絡協議会を構成している検見川マリンタウン団地管理組合の敷地内及び隣接する陸橋下の柵内に餌やり禁止の立て札を無視して毎日猫の餌を置いています。(別紙第1参照 ※↓からダウンロード可(マンション敷地内の方々で置きエサをしている写真や、置きエサ箇所の地図など有り))



千葉市 陳情 別紙1.jpg

 ウ 警官がいると、その時は餌を置かないが、警官がその場を離れるのを見て餌を置いていきます。

 (2)住民の被害

 ア 団地敷地内及び隣接する陸橋下の柵内に置かれた猫の餌は住民が片付けていますが、夜(午後630分頃から1030分頃の間)及び早朝(午前5時前)と2回餌を置いており、片付けるのに多大な迷惑を被っています。

 イ 団地の住民が猫への餌置きを制止すると喰ってかかったり、罵声を浴びせたりし、猫への餌置きを止めようとしません。

 ウ 餌には猫のみならず鳥、小鳥が食べ散らかすため、住民が餌を見つけたら早急に片付けています。

 エ 猫への餌置き時間が不規則なため、餌の片づけが遅れることがあり、そのため、猫が餌の味を覚え、彼方此方から来て、中には団地敷地内に住み着き、糞をしたり、ベランダに入り込んだりしています。

 (3)警察の見解

 警察への猫の餌やりの取り締まりを要請しても取り締まる法律又は条例が無いため、出来ないとの回答です。


 ○当該外国人の野良猫への餌置きを現認しているのは、検見川マリンタウン団地敷地内、隣接する陸橋下柵内及びJR検見川浜駅北口周辺ですが、餌を乗せた自転車で自宅から来ており、当該外国人の居住地から検見川マリンタウンの間及び検見川浜駅前で餌置きした後、何処かへ行きますので、彼方此方で餌を置いていると推察しております。

 ○ 平成2122日匿名者から検見川マリンタウン団地管理組合理事長宛に出された野良猫への餌やりの件で、切々と訴える文書を受け取っています。(別紙第2参照 ※↓からダウンロード可)



千葉市 陳情 別紙2.jpg


 (別紙2は、マリンタウン管理組合理事長宛てのはがきで、はかぎ裏面には、こう書いてある。


 マリンタウン管理組合理事長 殿


 野猫への餌やりの件


 前略、要件のみお伝え申し上げます。

 以前よりご存じのことと思われますが、貴団地周辺のみならず居住環境を悪化させる野猫への悪質な餌やりには目に余るものがあります。貴団地周辺で現在餌やりをしている人物は■■ハイツに居住する■■国籍の■■という■■歳になる女性です。同ハイツでも同女の餌やりには手を焼いているようです。また千葉西警察からもマークされている女性です。あちこちで何回も餌やりトラブルで検挙されていますが絶対に餌やりはやめないといっている確信犯だそうです。

 行政サイドは禁止の看板を建てるだけで後は何もしません。もう彼女と個人的に戦って6年経過しています。そこでご協力方、御願いがあります。貴団地と同ハイツで連携して彼女を国外退去させるよう善処していただければ幸いです。  草々 孤軍奮闘している迷惑住民より切々)(以下、陳情に戻る)


 若潮ハイツでも同様の問題が起きており、また、他の地域でも、当該外国人以外の者による餌やりが問題になっていると聞いています。

 ○ 野良猫への餌やりは深刻な問題となっており、最近では近隣で殺人事件に発展した事例(平成21827日千葉県船橋市で野良猫の餌やりをめぐるトラブルの末、餌やりを注意された人が注意をした人を刃物で刺し殺す事件)もあり、このまま放置すれば、当該外国人と住民との間で事件になるのではとの心配もあり、また、何処でも検見川マリンタウン団地と同じ状況になる可能性があります。

 ○ 現在、許可を得ないで、他人の敷地内に猫の餌を置いたり、施設の管理者が『餌やり禁止』を示した場所に餌を置くなど、この不法と思える猫への迷惑な餌やりに対して、警察へ取り締まりを要請しても取り締まる法律又は条例が無いため、不法行為ではなく、取り締まりは出来ないという見解です。

 ○ また、公共の場で猫への餌をやるときは、餌を放置せず、残った餌及び使用した器を片付けるなどの行為をしないことから、周辺の生活環境が損なわれています。

 市民の生活が一人の外国人によって破壊されようとしているこの現状を正すためには、市議会の皆様のお力がどうしても必要です。

 ○ 野良猫への餌やりの禁止を求めているものではありません。

 不法と思われる野良猫への迷惑な餌やりを禁止させ、良好な生活環境を確保するための方策を求めて下記のとおり陳情するものです。

 記


1 飼い主のいない猫への適正な餌やり等について条例を制定又は改正すること

 なお、条例を効果的なものとするために、周辺の生活環境が損なわれた場合の対応として罰則を設けること

2 関係機関へ積極的に働きかけること」

  

 陳情は上記のものだった。

 (続く)

posted by ssk at 21:39| Comment(1) | 連載
この記事へのコメント
その外国人の女性は知り合いだと思います。
なんとか説得してみますので彼女の連絡先教えてください
Posted by jk at 2015年08月23日 06:30
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