2015年08月05日

京都市“猫エサやり禁止条例”ができるまで バックボーン 十二

 次に、自民党の三須和夫氏がこう話した。三須和夫.JPG

 「この野良猫、飼い主のいない猫ということだけれども、これうちのほうにも自分の屋敷でエサをまいているのがいるんだよ。自分の屋敷の中で野良猫がみんな集まってきて、エサをやっているんだけれども、そういうのもこれには該当するのかどうか。どうですか、該当するのかな」

 健康部長「今回のこの陳情の場合は他人の敷地にエサを持ってきて、そこで野良猫が住みついているということによっての住環境の破壊ということですから、今、三須委員がおっしゃっている例とは異なるものと思います」

 次に市民ネットワークの小西由希子氏がこう語った。小西由希子.JPG

 「特に積極的なものはなかったんですが、確かに迷惑を被っている住民の方からすると、何とかしてほしいという痛切な思いは感じます。

 ただ私は条例でなくても、市が考えていらっしゃるガイドラインとか、それから罰則とまでいかなくてもよいのではないかなと、会派としては考えるわけですが、これを書かれた方々のお気持ちは納得できますので、基本的には賛成いたします。

 ただ一つここで言わせていただけたらと思うんですが、きょういただいた資料に添付されている最後の別紙第2というのを読ませていただきますと、特定の方が本当に迷惑をかけているということはわかるわけではありますが、ちょっとこの言葉が、国外退去とかという言葉が、私には非常に引っかかるというか、やはり私は、猫はやっぱり迷惑だと思う人には迷惑だけれども、癒しというか、猫がいることでどれだけ救われるかという人もたくさんいらっしゃると思うんですよ。ですので、黒か白かで切ってしまえるような問題でもないし、やはりこれは本当に人間関係の問題なのかなと思いますので、こうしたガイドラインができることで、よりよい地域の人間関係ができていくということがあってほしいと思います。そういう意見を付して、賛成をいたします」

 次に、共産党の福永洋氏がこう語った。福永洋.JPG

 「愛護の問題というのは、さっき言った好きか嫌いかということもあって、アレルギーの人は好きにならないわけです。ただこれが迷惑を与えているということになりましたら、これはやはり大変大きな問題になるし、それから規制をするとなると、今度は行政に対してそういう関係団体から何でこういうことをするんだということになる。

 ここはお互いに共生をするという概念でしかないんだろうと私は思うんですよ。そうしますと、どういう中身にするかわからないままちょっと条例というのは、私は趣旨はわかるんです。ただ本当の意味で解決するに当たって、最初からぼんと条例を持ってきて規制しますよということは、広く住民に理解が得られるかというと、そうは私はいかないだろうと思うんです」

 (続く)

posted by ssk at 22:58| Comment(0) | 連載
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